黒蝶貝の紹介

貝工房

黒蝶貝は西表島のリーフの中の浅い所で見ることができ、大きいもので直径10㎝くらいになります。

大抵はコケや汚れがついていて、ぱっと見地味な貝ですが黒真珠の養殖に使われる母貝であり、黒真珠と同じ性質で作られている黒蝶貝の殻は非常に綺麗に輝きます。ちなみに西表島の舟浮という白浜港からさらに船で行く集落がありますが、そちらでは黒真珠の養殖がなされています。

黒蝶貝を使った作品は見る角度によって黒にも金色にも見える真珠層独特のナノテクノロジーが生み出す芸術です。パッとしないものでも磨けば光ります。人生は自分次第という事でしょうか。

貝工房りん スーさん